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巻き爪、うおのめ、外反母趾…足のトラブルは「大きすぎる靴」が原因? 日本人が選ぶ靴「実はブカブカ」という意外な事実

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ベンチに座って靴ズレを確認する女性
「足の専門家」が語る“間違いだらけの靴選び”の実態とは?(写真:buritora/PIXTA)
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この問題は子どもにもよく起こる。

すぐに体が大きくなってサイズアウトしてしまう子どもの靴はやや大きめを選びがちなうえ、マジックテープの靴はひもにくらべて足が泳ぎやすく、子どもが「指が当たる、痛い」と感じやすい。

結果、次々に大きな靴を選んでしまうのだ。

「靴を履くときは、かかとを合わせることが一番大切です。足を入れたらトントンとかかとをつけてしっかりフィットさせましょう。

その状態から、ひもの靴の場合は靴ひもをしっかりと締め上げます。面倒だから、と常にひもを緩めた状態にしておくのはよくありません。

子どもの靴の場合は、マジックテープでしっかりと足の甲を止めてあげてください。すぐにサイズアウトしてしまう事情はわかりますが、靴は大は小を兼ねません」

サイズの合わない靴、正しく履けていない靴は、あらゆる足のトラブルの温床になる。

靴擦れ、巻き爪、うおのめ、外反母趾、足裏のアーチ崩れによる膝痛や疲れやすさ、慢性疲労。「足のトラブルの8割は靴が原因」という専門家もいる。

「パンプスやヒールを履く機会の多い女性は、足のトラブルを仕方ないものと諦めている方も多いでしょう。しかし、サイズを合わせることでかなり改善されます。

また、比較的筋肉量が多く、靴のバリエーションも女性に比べれば少ない男性の場合は多少サイズが合っていない靴を履いても直ちにトラブルを感じにくいでしょう。

ただ、高齢になって筋肉量が落ちてくると、アーチ崩れの影響などは如実にあらわれます」(大島さん)

サイズを適正にしたら「世界が変わった」

神奈川県在住の40代の女性も、長く足のトラブルに悩まされてきた。社会人になってパンプスを履くようになってからは、「常に足のどこかが靴擦れしている状態」で、うおのめも頻繁にできていた。

6歳になる子どもの靴選びも悩みの種だったという。子どもはよく「靴が小さい」と話すものの、中敷きを足裏に当ててみても小さいとは思えない。そこで、親子そろって専門家の測定とアドバイスを受けてみたという。

女性は言う。

「私の今までの靴の選び方が全部間違っていたんです。靴の中である程度足の指を広げられた方がいいと思っていたし、幅広の靴の方が履きやすかった。

でも、遊びがあるから靴擦れができるし、横の広い靴を履いているからアーチができずに疲れやすいんだと指摘されました」

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【靴ズレしなくなり、疲れにくくなった】

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