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《26年の春ドラマは波乱の幕開け》リブート後の「TBS日曜劇場」が"4年ぶり1桁視聴率"の異変 好調のテレ朝3作が猛追

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2026年の春ドラマは波乱を予期させる幕開けとなった(画像:TBS日曜劇場『GIFT』公式ホームページ)
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地方のモラトリアムな高校生と新米教師、スーパーエリートだがくすぶっている宇宙開発者がつながり、ひとつの夢に向かって突き進む、爽やかな青春学園ドラマの要素が色濃い、宇宙食開発への挑戦の軌跡を描くドラマ。

若狭水産高校の新米教師を演じる北村匠海(画像:フジテレビ『サバ缶、宇宙へ行く』公式ホームページ)

昨今少なくなった高校生の青春を映す学園ドラマの明るいエネルギーと、ストーリーのテンポのよさ、サバ缶を宇宙に持っていくための真剣な戦いという要素がバランスよく噛み合っている。

福井県小浜市の景色も、本作のポジティブな空気感の大きな要素のひとつになっている。どこか心地よさがある、高校生と教師の青春と成長を描く物語には、今期のなかでも突出した作品の力がある。

考察視聴が盛り上がりそうなサスペンス系ドラマ2作

今期の個人的な最注目ドラマが、タイムリープサスペンス『刑事、ふりだしに戻る』(テレビ東京系)だ。

意図せず時を超えて2周目の人生に飛ばされたアラフォー刑事が、10年前の未解決事件の真相を追い、殺された恋人を守るために“その日”に向かう物語だが、濱田岳が演じるちょうどいいゆるさの主人公と、シリアスなストーリー展開が化学反応を起こして、強い引力を生じている。

タイムリープドラマには、誰もが考えたことがあるだろう「もしあの時こうしていれば」という人生のやり直しを描くおもしろさがある。本作は、未来を知る2周目の人生で、主人公は殺された最愛の人の運命を変えるための戦いに挑む。映像演出も芝居もシリアスだが、ところどころゆるさもある。それが本作の味わいになっている。

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【骨太な社会派刑事ドラマになりそう】

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