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《26年の春ドラマは波乱の幕開け》リブート後の「TBS日曜劇場」が"4年ぶり1桁視聴率"の異変 好調のテレ朝3作が猛追

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GIFT
2026年の春ドラマは波乱を予期させる幕開けとなった(画像:TBS日曜劇場『GIFT』公式ホームページ)
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出足が鈍い背景には、日曜劇場枠の固定ファンは残りながら、考察視聴層が離れていることがあるだろう。加えて、題材の難しさも視聴のハードルを高くしているのかもしれない。

その内容は、車いすラグビーの弱小チームが目標に向かって一致団結し、数々の難関を乗り越えながら、仲間や家族の大切さと愛を知ることで選手たちが成長していく感動サクセスストーリー。

ブレイズブルズのエース・宮下涼を演じる山田祐貴(画像:TBS日曜劇場『GIFT』公式ホームページ)

第2話まででは、補欠チームの下剋上とスター選手の失墜からのチーム作り、敵チームによるエースの引き抜き、ヤンキーと家族の関係性の再構築などが描かれた。題材においては従来のスポ根ドラマへの変化球的なアプローチになる一方、キャラクター設定や大枠のストーリー進行は王道だった。

ただ、ありきたりではない題材の本作は、登場人物の個性も背景も、彼らが直面する問題も、なぜ宇宙物理学を車いすラグビーと結びつけるかも、すべてを丁寧にしっかりと伝えようとしているのを感じる。

じわじわと視聴者の理解と共感を得て、この物語ならではの熱量を生み出すドラマになっていくかもしれない。

視聴率的には、初回9.4%から第2話8.7%と下げている。それでも、本作の真価が問われるのはこれからだ。このままジリ貧になる可能性もあるが、回を重ねて跳ねるドラマにもなり得る。中盤までが勝負だろう。

ありきたりではない手触りの『サバ缶、宇宙へ行く』

『GIFT』では宇宙物理学が物語の要素のひとつになるが、宇宙へのまっすぐな挑戦を描くのが、月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』(フジテレビ系)だ。

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【爽やかな青春学園ドラマ】

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