東洋経済オンラインとは
ライフ #仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-

異性に人気なのに結婚できない男女3人の"言い分" 「今回もダメだった」心がすり減る"婚活疲れ"を起こす人の共通項

7分で読める
退屈なデート
婚活疲れはなぜ起こるのか、どう対処すればいいのか。事例を交えて考えてみます(写真:buritora/PIXTA)
2/5 PAGES
3/5 PAGES

「どなたにお会いしても、心が動かないというか、結婚するイメージが持てないんです」

彼は、自分が相手を好きになれる感情を重要視していた。

これには理由があった。これまでリアルに女性と深く関わった経験はなかったのだが、過去に強く惹かれた女性がいて、そのときの感情が忘れなられないというのだ。

その女性は、コンセプトカフェで出会ったキャストだった。彼女に惹かれて、週末は店に通い詰め、決められた滞在時間が過ぎても延長料金を払い、何時間も居続けたという。

ところがある日、突然彼女が店を辞めてしまったので、盛り上がっていた気持ちは行き場がないまま、遮断された。そして、“人を好きになるというのは、燃え上がる感情が湧き上がるもの”という思いだけが残った。

だが、婚活で出会う女性には、それほど強く感情に揺さぶられることはなかった。

結果として、「何人に出会っても、好きになれる人がいない」という状態に陥る。それが次第に、「自分は人を好きになれないのではないか」という不安や焦りへとつながり、疲れを感じるようになっていた。

彼にとって人を好きになる理想型は、湧き上がる強い感情を抱くこと。しかし、それは、コンセプトカフェに通い詰めた女性に抱いたもので、実際の恋愛ではない。なにより相手はお客の心を掴むプロなのだ。

婚活の場合、サイトに選択肢がたくさん存在している。それだけに、好きになる感情が湧かないことを理由に、“この相手は違う”と判断して次に進む。これは、選択肢が多い婚活においては特に陥りやすい思考だ。

傷つきたくないから進めない

たつえ(42歳・仮名)は、穏やかで控えめな印象の女性。専門学校を卒業後、事務職として長く勤め、生活は安定していた。

30代後半で一度大きな病気を経験したのだが、現在は完治し、日常生活にも支障はない。ただ、その出来事をきっかけに、「自分はもう女性として選ばれにくいのではないか」という思いを抱えるようになっていた。

次ページが続きます:
【たつえが婚活を始めた理由】

4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象