「もう帰れ。うつっといけねえから」 朝ドラ「風、薫る」 明治期にコレラの流行招いた海外船の暴挙

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(写真:Yoshitaka / PIXTA)
(写真:Yoshitaka / PIXTA)
NHKの連続テレビ小説「風、薫る」がスタートした。日本の看護師のパイオニアとなった大関和(おおぜき ちか)と鈴木雅(すずき まさ)を主人公のモチーフとしている。時代は、明治。医療の現場は男性のもので、女性が医療分野の仕事に就くことへ理解がまだなかった頃のことである。看護の世界に飛び込んだ2人はいかにして、日本近代看護の礎を築いたのだろうか。著述家で偉人研究家の真山知幸氏が解説する。
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初回から不穏な雰囲気が漂った「風、薫る」

「コロリがでたって」

「え、コロリ?」

NHKの連続テレビ小説「風、薫る」の初回では、ヒロインの一ノ瀬りん(演:見上愛)が、両親や妹とつましいながらも幸せな日々を送る様子が描かれた。

だが、初回のラストは幼馴染の竹内虎太郎(演:小林虎之介)との冒頭のような不穏なやりとりで締めくくられた。

「コロリ」とは伝染病のコレラのことである。そんなふうに呼ばれたのには、恐ろしい理由があった。

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