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トランプ大統領「イランでの戦略目標は完了目前」

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しかし、トランプ氏の発言の一部は、戦争の早期終結の可能性について市場を安心させるのではなく、むしろ投資家を動揺させる内容だった。大統領の発言を受けて原油先物相場が上昇。米国債利回りとドルも上昇する一方、米株価指数先物は下落した。

大統領は、軍事作戦が近く激化する可能性に言及し、イランについて「今後2-3週間で、彼らを本来あるべき石器時代に戻す」と述べた。

一方で外交努力の継続も示唆し、「その間も協議は続いている」と語った。ただ合意に至らない場合には、「彼らの発電施設の一つ一つを非常に強力に、しかも恐らく同時に攻撃する」と警告した。

同盟国・対し、海峡の「確保」を促す

ナショナルオーストラリア銀行(NAB)の通貨ストラテジスト、ロドリゴ・カトリル氏は、事態のエスカレートによって緊張緩和を図るトランプ氏の戦略について、「リスクがないわけではない」と指摘した。

カトリル氏は「市場は戦争が終わっておらず、米国がさらなるエスカレーションを模索し、そうすることでイランに合意を迫ろうとしている点に注目している様子だ」と述べた。

世界の海上輸送原油の約5分の1が通過する要衝ホルムズ海峡は戦闘開始以降、事実上封鎖されており、大きな経済的打撃要因となっている。この状況を受け、国際指標である北海ブレント原油先物は戦争開始以降で約60%上昇し、米国のガソリン価格は1ガロン当たり4ドルを超えている。

トランプ氏は、戦争終結後にはエネルギー市場の混乱は和らぐと主張しているが、米国がどのようにイランに海峡の航行再開を促すのかについて、演説では具体的な計画を示さなかった。また、中東の石油供給に依存する同盟国・地域に対し、海峡の「確保」を促した。

著者:Nurin Sofia

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