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香港市場が5年ぶりに首位奪還か、上場ウェーティングリストには中国ハイテク企業がズラリと並び産業と資本の結節点に

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2025年11月の上場セレモニー。香港証券取引所(HKEX)には自動運転技術やバイオテクノロジーなど中国本土のハイテク企業が次々に上場している(写真:Getty Images)

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ここ数年、日本のメディアでは「香港は終わった」という言説が飛び交った。2020年の国家安全維持法の導入を境に、外資企業の撤退や人材流出が相次ぎ、アジア最大の金融都市としての輝きは失われたという見方だ。

こうした評価を決定づけたのが、コロナ禍での厳格な入境規制である。22年まで続いた渡航制限と隔離政策により、国際金融都市の生命線である「人の往来」が遮断された。この間、多くの金融機関や投資ファンドが拠点をシンガポールへ移したことから、アジア金融中心地の座はシンガポールに取って代わられたという議論も起きた。

しかし26年3月現在の資本市場や富裕層資産の動きを冷静に分析すると、「香港衰退論」は実態を反映していないことがわかる。むしろ香港は今、「新香港」として、その役割を劇的に強化している。

5年ぶりに首位奪還の予測

象徴的なのが、IPO(新規株式公開)市場の劇的な回復だ。25年、香港証券取引所(HKEX)のIPO資金調達額は前年比約225%増(約3.2倍)の約2858億香港ドルに達した。新規上場企業数も119社と同約68%増加した。

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