心の疲れで一番怖いのは、「慣れてしまうこと」です。
疲れている状態が当たり前になり、そのまま判断を続けてしまう。
そうなると、判断が曇り、挑戦を避け、本音が見えなくなり、やりたいことがわからなくなる。前に進んでいるつもりで、実は止まってしまいます。
これは決して大げさな話ではありません。
僕自身、何度もその一歩手前まで行きました。
仕事が順調なときほど、人はブレーキを踏めない
振り返って思うのは、心が疲れていた当時の僕は、怠けていたわけでも、甘えていたわけでもなかったということです。
ただ、止まる判断ができない状態に陥っていただけでした。
仕事が順調なときほど、人はブレーキを踏めません。評価されている実感があり、期待も集まり、簡単に立ち止まれなくなる。
でも、心が壊れてからでは、立て直すのに何倍もの時間がかかります。
もし今、忙しさを理由に自分の心の状態を後回しにしているなら、それは頑張り過ぎている証拠です。
一度止まることは、キャリアを壊す行為ではありません。
むしろ、これからも走り続けるための判断です。
心が整っていなければ、どんな成功も長くは続かない。これは理屈ではなく、全盛期に立ち止まれなかった僕自身が、身をもって学んだ事実です。
