ホンダ、自転車用レーンを走ることのできる新たな電動4輪配送車両の少量生産を今年中に開始へ
ホンダは自転車用レーンを走ることのできる新たな電動4輪配送車両の少量生産を今年中に始める。
北米と欧州でのラストマイル配送向けで、各地の規制に従い、自転車専用レーンでの利用を想定する。同社の広報担当者によると、物流企業や法人向け車両管理会社などを対象に展開する想定で、当面個人向けの販売は予定していないという。
ホンダは都市部の渋滞緩和や配送需要の高まりに対応できると説明する。ネット通販やフードデリバリーなど配送需要が高まる中、商品をより迅速に顧客に届けるため、各社は知恵を絞る。米ウォルマートや米アマゾン・ドット・コムは、ドローンを使った配送サービスに取り組んでいる。
最大航続距離は37キロメートルで、最高速度は時速19キロメートル。オハイオ州の専用施設で製造される。ホンダは価格や生産台数の計画を明らかにしていないが、2026年半ばまでに量産を目指すとしている。
著者:ドーソン・チェスター
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