月に数百万円稼ぐ人気ライバーが「ファンに”絶対に言わないひとこと"」と「"アンチコメント"に対して思うこと」

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そもそも、ファンの方がなぜギフトをくださるのか。それは「あなたを応援したい」という純粋な気持ちがあるからです。だからこそ、ギフトをもらったときに「ごめんね」と返すのは、一番やってはいけない反応だと私は考えています。

その言葉の裏には、申し訳なさや恐縮の気持ちがあるのだと思います。ですが、リスナーさんたちに、「だったら最初から配信でお金を受け取らなければいいのでは?」と感じさせてしまうおそれがあるのです。ファンだって、同情されたいわけではありません。

だから私は「ごめんね」は心の中にそっとしまって、いつも笑顔で「ナイス!」や「ありがとう」とポジティブに返すようにしています。

なぜなら、ギフトをいただくことで自分がもっと輝くことができる。そしてその姿が、応援してくれたファンの“誇り”や“喜び”にもなる。そこに遠慮があってはいけません。

ライブクリエイターの多くは、何らかの目標や夢を持って活動しています。その夢に向かって走る姿を応援したくて、ファンはギフトを贈ってくれます。だからこそ、その応援に対して「申し訳ない」という感情を抱くのはずれているし、夢を掲げた自分にも、応援してくれるファンにも失礼だと思うのです。

たまに「家を売ってギフトを作りました」なんて極端なコメントもありますが、そういうときは冷静にスルーしましょう。本当だったらもうギフトはやめてと言いたいところですが、応援の気持ちで見てくださっている方のためにも、プラスにならないコメントは流してください。

プラスにならないコメントは拾わず、前を向いて進むこと。ファンの皆が応援してくれたぶん、私は必ずもっと良い配信を届ける。その決意を込めた「ナイス」「ありがとう」なのです。

嫌うことさえ“関心の裏返し”

ライブ配信を仕事にするというのは、想像以上に喜びも多い半面、つらいこともあります。リスナーが増えて、ギフトも入り、数字が伸びてきて「やっと配信が楽しくなってきた」と思った頃に、心に影を落とす存在が現れます。

それが“アンチ”です。

私も、配信初期にはひどいコメントをたくさん受けました。特にドール配信を始めた頃には、「気持ち悪い」「死ね」といった言葉が平然とコメント欄に並んでいたこともあります。

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