人気がある人に共通しているのは、完成された姿よりも、応援したくなる“余白”があること。
たとえば、すでに出来上がったアイドルよりも、デビューしたばかりの子の方が応援したくなるのは、「これからもっと伸びていく余地」を感じられるからですよね。
だからこそ、ライブクリエイターとして話しかけてもらえる存在になるには「共感を得ること」。そして、「ツッコミどころを用意すること」――この2つが、ファンとの距離をぐっと縮める大きなカギになるのです。
サムネとタイトル、名前の重要性
ライブ配信を始めたばかりの頃、多くの人がまず迷うのが――サムネイルとタイトル、そして名前です。実は私もこの3つにこだわりすぎて、最初の配信を始めるまでに時間がかかってしまったことを覚えています。
でも、この3つはあなたの名刺のようなもの。初対面のリスナーさんにとっての「第一印象」になります。だからこそ、少しだけ意識することで、ぐっと魅力的なライブクリエイターとして見てもらえるようになります。
❶サムネイル:第一印象を決める“ビジュアル名刺”
サムネイル(=配信画面に表示される画像)は、あなたの雰囲気を一瞬で伝える重要な要素です。
「どれがいいか迷う……」というときは、自分で何枚か撮って、他の人に選んでもらうのがおすすめ。意外と“自分が良いと思う写真”と“他人が惹かれる写真”は違っていたりします。「ライティング」「背景」「服装」「画角」に気をつけて、撮影してください。
❷タイトル:タップしたくなる“キャッチコピー”
タイトルは、リスナーが配信をタップするかどうかを決める重要な判断材料。しかも、配信初期と慣れてきた頃では、意識すべきことが大きく異なります。
始めたばかりの頃は、「初心者です!」と素直に書くのがいいでしょう。なぜなら、優しいリスナーさんたちは、困っているライブクリエイターを見つけると、いろいろ教えてくれるからです。
たとえばこんなタイトルも効果的です。
「配信3日目の〇〇です!」「今日は3時間チャレンジしてみます!」「配信5日目:○○アイテム10人集めるまで終われません!」
こうしたタイトルにしておくと、リスナーとの会話も弾みますし、小さな目標を掲げると一緒に達成するために試行錯誤していただけることもあります。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら