インターネット通販のような感覚で手に入れられる返礼品（写真：編集部撮影）
約6人に1人が利用
住民税の納税義務者は全国に約6600万人いる。そのうち約6人に1人がふるさと納税を利用している計算になる。
今や全国1600超の自治体がさまざまな返礼品を用意しており、その総数は実に60万品目以上。返礼品を紹介するポータルサイトは、さながら「巨大ショッピングモール」のようだ。
中でも人気が高いのが、北海道の自治体だ。ウニやホタテといった海産物をはじめとして、ブランド力のある特産品を多数そろえる。ふるさと納税の寄付受け入れ額（流入額、都道府県分と市区町村分の合算）を見ると、23年度は北海道が1654億円で圧倒的首位に立っている（下表）。
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