ワンピース作者「尾田栄一郎」 業界にとどろく伝説 "睡眠をしすぎるとバカになりますから"
『週刊少年ジャンプ』に連載中の海洋冒険漫画『ワンピース』。同誌の看板を背負うその漫画の作者、尾田栄一郎氏は、驚異的な活動力でエンタメ業界に数多くの逸話を残してきた。
「鳥山明(『ドラゴンボール』作者)はイラストレーター、井上雄彦(『スラムダンク』作者)は画家、尾田栄一郎(『ワンピース』作者)はプロデューサー」
あるエンタメ関係者はジャンプを代表する漫画家3氏をこのように評する。
尾田氏が“プロデューサー”たるゆえんは、メディアミックス作品に、漫画家としての立場を超えた幅広いアイデアを提案するためだ。
「開発側もついていくのが大変」
「ゲーム化作品では、尾田先生が主人公ルフィの新しい能力をゲームに盛り込むアップデートと、コミックスの最新刊発売のタイミングを合わせて話題性を高める、ゲーム用の新キャラを出す、といった提案をする。開発側もついていくのが大変だ」(ゲーム業界関係者)
2022年公開の劇場版アニメ『ONE PIECE FILM RED』では、尾田氏が総合プロデューサーとして企画段階から参画。映画のテーマを「歌」に据え、人気歌手Adoを前面に打ち出すキャスティングなど、豊富なアイデアを披露。200億円を超える興行収入を記録した。
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