好調続く?四季報編集長が分析「企業業績」の行方 全産業ベースの営業利益は前期比15.4%増

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東洋経済新報社の記者・編集者が、SBI証券のチーフストラテジストの北野一氏とともにマーケットを展望する動画連載「Market Trend Report」。第10回後編は「主力の自動車が牽引し増益基調を維持」です。東洋経済新報社の冨岡耕『会社四季報』編集長が解説します。
前編:日本株は今、「下げ相場の上昇局面」断言できる根拠

「会社四季報」は、約3900社に上る全上場企業について、今期と来期の業績を独自予想している。3月18日に発売した2024年2集・春号は上場企業の約6割を占める3月期決算企業の第3四半期決算発表後に記者が取材、執筆した。

今期予想を集計すると、全産業ベースの売上高は前期比4.0%増、営業利益は同15.4%増となっている。とくに製造業では主力の自動車などの輸送用機器が引き続き牽引しており、前期比63.8%増と2桁増益の見通しだ。

冨岡耕『会社四季報』編集長は「半導体不足が解消に向かって操業度が上昇し、原材料高の価格転嫁も進んでいることが大きい。さらに想定より円安が進んだこともある」と話す。

春号では業績欄の見出しや記事の半分以上が来期に関するものに移っている。今期好調だった業績は来期どうなるか。詳しくは動画をご覧ください。

『会社四季報』編集部
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