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サグリ 72|耕作放棄地の調査を効率化

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本社は兵庫県丹波市。農家と二人三脚で事業を広げる

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衛星データ×農業で課題解決

[設 立]2018年6月
[資本金(資本準備金含む)]1億7400万円
[社員数]6人
[代表者名]坪井俊輔
[所在地]兵庫県丹波市

1年以上作物を栽培していない農地、いわゆる耕作放棄地を可視化するアプリケーション「ACTABA(アクタバ)」を展開する。

耕作放棄地は、市区町村に設置される農業委員会によって調査されるが、作業の非効率性や調査員の高齢化などの問題があった。アクタバでは衛星データを活用、さらにAIによる解析で放棄地を予測する。その結果、調査員の巡回範囲を9割削減できるという。7月現在で31の市町村で導入されている。

驚くべきは判定の精度だ。衛星データのみで9割以上、AIの解析後は実に約98%の確率で判定できる。「最終的には衛星データがエビデンスとして認められ、調査員の現場確認作業をなくせるようにしたい」と代表の坪井俊輔氏は語る。個人農家向けに施肥量の最適化支援や温室効果ガス削減の取り組みも行う。

坪井氏はもともと宇宙教育ビジネスを起業、アフリカを訪れた際、農業の効率化の必要性を感じ、宇宙と農業を結び付けた。26年度の上場に向け、すでに事業を展開するインド、タイに続き、5年以内のアフリカ進出を目指す。

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