有料会員登録 東洋経済オンラインとは
キャリア・教育 #マーケティング神話の崩壊

インフルエンサーとメディア 既存のメディアが踏み入らない領域で勝負

3分で読める 有料会員限定

タレントとインフルエンサーの違いは何だろうか。世界一のインフルエンサーといわれるPewDiePie(ピューディパイ)の活動を見てみよう。スウェーデン出身の30歳はゲームの実況動画で名を上げた。YouTubeのチャンネル登録者数は1億を超える。インスタグラムのフォロワーは2000万を超え、ツイッターもそれに迫る勢いだ。YouTubeとツイッターはほぼ毎日更新され、メインのゲーム実況動画のほか、旅行記などのビデオブログや、結婚式の様子など私生活も披露される。

収入はYouTubeに挿入されるグーグルの広告がメインだろう。記事広告のようにスポンサーの商品を動画やツイートで紹介したり、ドリンクのフレーバーを企業と共同開発するなどのタイアップ企画も手がけたりする。独自のアパレルブランドも展開する。2016年に『フォーブス』が発表した独自調査では、1年で1500万米ドルを稼いだとされる。現在のチャンネル登録者は倍増しているので、単純に収入も倍増しているとすれば、日本円で年に32億円超を稼いでいることになる。

超人は頻出しない

その活動をマーケティング的に分析すると4つの機能がある。情報を伝達するメディア。視聴者を楽しませるコンテンツ制作者。芸能とキャラクターで人を引きつけるタレント。そして、自分を売り込みお金にするプロデューサーだ。

グーグル広告や記事広告では、PewDiePieそのものがメディアになる。多くの人がチャンネルに自ら訪れることで、広告トラフィックが生まれる。タレントはテレビCMに出演し商品のイメージづくりに一役買うが、情報の伝達はメディアであるテレビが担うのと対照的だ。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数