BMW「M5」、開発中の次期型に乗ってみた

4WD⇔FR切り替えも可能なスーパーセダン

 

南仏はプロヴァンスにあるというBMW極秘のテストコースで、開発中の次期型M5に西川淳が試乗した。カモフラージュ姿で現れたプロトタイプの出来栄えやいかに!?

只今、開発中につき

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

われわれ自動車ライター(自動車評論家、モータージャーナリスト)の仕事というものは、主として、デビューしたての新型車を公道やサーキットで試し、進化幅や完成度について時代の流れに則り評価することにある。基本的には、ナンバー付きの車両に海外、もしくは日本で乗ってみて、ああでもないこうでもないと、言うのが仕事というわけだ。

だから、正式発表前のプロトタイプ車両を試す機会など稀にしかない。国産車ならいざ知らず、海外メーカーなら尚さらだ。

「次期型M5の開発テスト車両に乗ってみませんか?」。断る人など、クルマ好きの評論家にはいないだろう。万難を排してチャンスをものにするのが、フリーランスの生き方だ。ボクもふたつ返事で承諾した。決定ずみのスケジュールなど、おかまいなしに。

南仏はプロヴァンス。海は見えない山間に、BMWグループのなかでは世界最大級の規模を誇るテストコースがある。BMWグループの施設であることを示すものは何もない。厳重に警備されたゲートを潜ってもなお、エンブレムのひとつも見当たらない。面白いことに、入り口付近のパーキングには、白いVWゴルフがやまのように停まっていた。FF化を進めるBMWにとっても、ゴルフは超えていくべき今スタンダードというわけだろう。

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