米大統領選、クリントン氏がわずかにリード 3日に公表された最新世論調査2件の結果

拡大
縮小
11月3日、最新の世論調査2件で米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏が共和党候補ドナルド・トランプ氏に対するリードをわずかながらも維持していることが分かった。写真は10月26日、それぞれの集会に出席する両候補の合成写真(2016年 ロイター/Carlo Allegri (L)/Carlos Barria (R))

[ワシントン 3日 ロイター] - 11月8日の米大統領選が数日後に迫る中、3日公表の世論調査では民主党候補ヒラリー・クリントン氏が共和党候補ドナルド・トランプ氏に対しわずかながらリードを維持していることが分かった。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)/CBSが10月28日─11月1日に1333人の登録有権者を対象に実施した調査で、クリントン氏の支持率は45%で、トランプ氏の42%を3%ポイント上回った。

連邦捜査局(FBI)は10月28日、クリントン氏の私用メール問題に関し、新たなメールが発見されたとして捜査を再開する方針を発表した。

NYTによると、「総じて約10人に6人が、いずれの候補に関して土壇場で何かが発覚しても投票行動に実質的な影響を与えることはない」と回答した。

ジェンダー間の差も鮮明で、女性はクリントン氏、男性はトランプ氏を支持する傾向が強いという。

ワシントン・ポスト(WP)/ABCが10月29日─11月1日に1767人を対象に実施した調査ではクリントン氏の支持率は47%で、トランプ氏の45%を2%ポイント上回った。

米政治専門サイト「リアルクリアポリティクス」がまとめた世論調査の平均は、3日時点でクリントン氏が1.7%ポイント差でトランプ氏をリード。前月末時点では大きく差が開いていたが、トランプ氏が猛追している。

関連記事
トピックボードAD
政治・経済の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT