ケインズはこう言った 迷走日本を古典で斬る 高橋伸彰著

ケインズはこう言った 迷走日本を古典で斬る 高橋伸彰著

ケインズなら、今の日本経済にどのような処方箋を書くか。ケインズのフィロソフィーに回帰すれば、「デフレ脱却でも財政再建でもない。何よりも雇用の不安を止めること」だと著者は言う。「働く意欲も気力も湧かないのに、生きていくために本人の意思に反して働かざるを得ない、非自発的雇用」こそが「切羽詰まった危機」だからだ。

雇用からデフレまでさまざまな問題にどう対処するか。「分配」「協力」など現在の経済理論には存在しない概念規定を加えつつ、持続可能な社会を構築する道を求める。

マルクスやハイエクとの比較を交え、ケインズの主著『貨幣論』『一般理論』などのエッセンスも解説。現代に生きる古典の可能性を探る。

NHK出版新書 819円

  

関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
JR九州“脱鉄道”の成算

今年、上場を果たしたJR九州。豪華寝台列車「ななつ星in九州」は話題になった。しかし、人口減少などもあって鉄道事業の先行きは暗い。成長は非鉄道事業の成否に懸かっている。