何歳からでも英語ペラペラ!「超スロー音読」 ネイティブの発音はコレで身につく
「綺麗で流暢な英語」「ネイティブのような英語」というと、それこそバイリンガルにしか手に入らないものと思われがちだ。しかし、あるひとつのことを意識しながら、スローモーションで音読するだけで、何歳からでも綺麗な英語が身につく練習法があるという。『60歳からはじめられる ゆっくりていねい英会話』の著者であり、東銀座で発音に特化した英語教室を開いている杉本正宣氏に話を聞いた。
英語を流暢に話すためのたったひとつのコツ
——ただゆっくり読むだけで、本当にネイティブのような英語が身につくのでしょうか?
そうですね。もちろん、ただゆっくり読むだけでは、ほとんど効果がありません。あるひとつのことを意識する必要があります。それが、英語を「叩く」ということです。
叩くとはその部分の音を長く、他の部分と高低差をつけて発音するということです。
たとえば、「Nice to meet you」と言いたいとします。普段私たちが日本語を話す感覚でこれを言おうとすると、「ナイス・トゥー・ミー・チュ」と平坦に話すことになります。
しかし、叩きを入れると、次のように読むことになります。
上記のように黒丸部分の音を長く、高低差をつけて読みます。これだけのことですが、極端にこのことを意識し、ゆっくりと読むだけで、自然な英語のリズムが身についてきます。
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