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若くいたいなら「脳のゆがみ」を直しなさい! 認知症が進む人、若々しい人の「分岐点」

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  • 加藤 俊徳 医学博士/「脳の学校」代表
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脳には適応力があります。悪いことに対してもいいことに対しても適応してしまいますから、多くの現代人がこの3つの脳番地を使わないように適応しています。スマートフォンやパソコンが手もとにないとすごく不安になるのは、3つの脳番地が弱ってしまったからなのです。

脳の劣化を示す6つの症状

次にあげる6つの「自覚」や「症状」を感じたことがある方は、脳番地の働きが衰えている可能性があります。また、全部当てはまった方は、次にお話する「不健康脳」の可能性の高い方です。

①(前回の記事でお話した)年の差がある人と話ができなくなった
②立ち上がった瞬間に何をしようとしたのか忘れる
③会話中すぐに言葉が出てこない
④一度にいくつかのことを並行してできない
⑤新鮮な気持ちで朝が迎えられない
⑥怒りやすくなってしまった

「健康脳」と「不健康脳」

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脳には「健康脳」と「不健康脳」があります。実は、「病気ではない=健康」というわけではありません。私が考える「健康脳」とは、全体がバランスよく使われている脳です。逆にいうと、使わない場所がない脳です。

私は、MRI(磁気共鳴画像)を用いて、1万人以上の脳画像を1人ひとりと面談しながら分析しました。その結果、「少しでも成長しようという状態を維持している脳」が「健康脳」であるという結論に達しました。つまり、成長していない脳は、劣化が進む「不健康脳」であるとわかったのです。単に脳に病気がないからといって「健康脳」ではないということです。

6つの症状に当てはまるものがあれば、使っていない脳番地が存在する可能性があります。つまり、脳をバランスよく使えていない「不健康脳」ということです。

次ページが続きます:
【「不健康脳」の終着点は…?】

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