マンション価値が落ちないブランドはこれだ

初公開!施工会社別のランキングも

横浜の傾きマンション問題は、建物の欠陥や不具合が簡単にはなくならないことを改めて認識させた。はたして消費者はこれからどのブランド、施工会社のマンションを選べばいいのだろうか。

今回の問題で一つのテーマになったのが、マンションの「資産価値」だ。マンションにとって安全・安心に住めることは何より重要だが、立地や設備などを含めた資産価値の要素も見逃せない。マンションに欠陥が見つかれば、たちまち資産価値も大きく目減りすることになる。

資産価値を高めたマンションブランドは?

11月30日発売の週刊東洋経済12月5日号の特集『これからのマンション選び』は、その資産価値に注目。ビッグデータを活用した不動産情報サイト「住まいサーフィン」(運営:スタイルアクト)の協力を得て、マンションブランド、施工会社別のランキングを作成した。

週刊東洋経済12月5日号(11月30日発売)の特集は『これからのマンション選び』です。欠陥マンション問題をはじめ、マンションブランド・ランキングなどを収録。上の画像をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

首都圏で2001~13年に分譲されたマンションのうち、2014年内に売り出された中古価格を新築分譲時の価格と比べ騰落率を算出。それらをマンションブランド、施工会社別に集計した。つまり、2014年時点におけるマンションブランド、施工会社別の資産価値がわかる。

首都圏の騰落率の平均は7%の下落。そのブランド、施工会社がマイナス7%よりも高ければ、平均より資産価値を高めたと考えることができる。ブランドは14年内に取引棟数が35棟以上、施工会社は40棟以上あったものをランキングの対象としている。

上位10ブランド、施工会社を挙げたのが以下の表だ。なお、ブランドには現存しないものも含んでいる。

マンションブランドランキング
順位 ブランド名(企業名) 騰落率 平均面積 平均築年 新築時平均坪単価(万円) 取引棟数
1 アルス(東急不動産) 1.9% 67.9 11.1 220.9 35
2 ザ・パークハウス(三菱地所レジデンス) 1.3% 72 6.6 269 226
3 ブリリア(東京建物) 1.0% 72.5 6 242 64
4 プラウド(野村不動産) 0.3% 75.4 5.6 253 182
5 ブランズ(東急不動産) 0.0% 68.9 4.5 247.8 48
6 リビオ(新日鉄興和不動産) ▲0.2% 62 7 234.6 36
7 グランスイート(丸紅) ▲0.6% 65.3 6.8 230.1 49
8 ナイス(ナイス) ▲2.1% 67.2 7.8 179.5 70
9 パークホームズ(三井不動産レジデンシャル) ▲2.2% 71.4 7.1 211.6 187
9 コスモ(コスモスイニシア) ▲2.2% 76.7 10 154.9 132
▲はマイナス、平均面積は㎡
マンション施工会社別ランキング
順位 施工会社名 騰落率 平均面積 平均築年 新築時平均坪単価(万円) 取引棟数
1 大成建設 7.5% 76.6 8.1 262.4 72
2 鹿島 6.8% 80.8 8.2 281.9 103
3 竹中工務店 5.8% 86.7 8.1 309.3 63
4 大林組 4.1% 80.3 8.4 242.5 86
5 戸田建設 2.7% 74.4 8.4 210.9 87
6 清水建設 2.3% 78.4 7.9 283.6 103
7 錢高組 0.9% 80.4 7.4 249.9 54
8 大豊建設 0.3% 69.3 7.5 235.2 105
9 三井住友建設 ▲0.2% 74.8 8.4 212.4 229
10 前田建設工業 ▲0.4% 71.4 8.1 227 169
▲はマイナス、平均面積は㎡
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