利用者数4億人、グリーが中国で手を結ぶ中国有数のネット企業・騰訊(Tencent)の実態

利用者数4億人、グリーが中国で手を結ぶ中国有数のネット企業・騰訊(Tencent)の実態

グリー(GREE)やディー・エヌ・エー(DeNA)が中国への進出を積極化している。中国人は、日本人以上に息抜きで遊ぶソーシャルゲームが大好きだ。ヒマさえあれば、車内でも社内でも自宅でも遊ぶ人は多く、ソーシャルゲームの巨大市場として期待ができる。
 
 オンラインショッピングでもそうだが、中国では有力なポータルサイトが、その集客力を生かして宣伝することで、多くの人を誘導することができる。GREEが手を組んだのはチャットソフト「QQ」を運営する「騰訊(Tencent)」。5億人を超える中国のネットユーザーの8割もが利用しているとされる。一方、DeNAはSNS最大手「人人網(renren)」、そして老舗ポータルサイトの「新浪(Sina)」と手を組んだ。

とはいえ、現時点では日系の2社とも進出したばかりで、しかも、中国では突然ネットのトレンドが変化することもある。現段階の両社の状況から、将来を予想するのは難しい。
 
 GREEの組んだ騰訊は中国ではあまりに有名だが、何かとお騒がせなクセのある企業でもある。そこで、将来を見通す一助に、強力な援軍にもなるが、一方で毒にもなりうる騰訊と、同社製品の主力サービス「QQ」について紹介しよう。

今、都市部の若い中国人に人気のコミュニケーションツールといえば、所得水準は関係なくtwitterのようなマイクロブログこと「微博(Weibo)」が人気。利用者は2億5000万人で、「騰訊」と「新浪」が運営する微博が人気を二分する。
 
 微博は何かと目立ちがちだが、もっと普及しているコミュニケーションツールは、4億1500万人が利用するチャットだ。パソコン版もスマートフォン版も人気で、若者が集まる地域では、どこからともなく四方八方からQQで使われる「ピピピピ」という効果音が聞こえてくる。



■スマホでQQを利用する人が増えている

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ビームスの流儀

1976年に創業し、90年代の渋カジブームを牽引したビームスが今も元気だ。創業以来赤字知らず。40年、最先端を走り続けられる秘密は何か。設楽洋社長への独占インタビューを掲載。