あの「インスタ」が佐賀に買い物客を呼び込む フェイスブックよりも効果が大きい!
女性を中心に人気が高まる写真共有SNS「インスタグラム」を活用する店舗が佐賀県内で増えてきた。実名が原則のフェイスブックとは異なり、写真が中心のシンプルな構成で気軽に投稿できる特徴を生かし、ファッション関連の店舗が顧客づくりにつなげている。
鳥栖市など全国9カ所に「プレミアム・アウトレット」を展開する三菱地所・サイモンは、昨年7月に特設サイト「プレミアム・アウトレットフォト ウィズ インスタグラム」を開設した。
体験を「可視化」することで、来店を後押し
専用のハッシュタグを付けた写真が自動掲載される仕組みで、これまでの投稿数は約5万件。買い物の様子や購入した商品を撮影した写真が並ぶ。
アメリカの街並みをイメージした施設を被写体にした写真も目立つ。都市部から少し離れた立地での非日常体験で来店を促すのが同社の出店戦略。
担当者は「つい写真を撮りたくなる環境が友人との共有を目的にしたSNSと親和性が高い。体験を可視化することで、来店を後押しできれば」と狙いを話す。
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