コンテンツや純正オプションにおカネを落とさない中国人、本体の海賊版は減少傾向だが…

山谷剛史  ライター

中国といえば「海賊版」を思い浮かべる人は今も多いだろう。
 
 「データは海賊版でもオリジナルと異なることはないし、満足なアフターケアもあるわけではないので無料の海賊版に越したことはない」という、中国の消費者の意識は昔も今も変わらない。
 
 一方で、中国国内のコンテンツホルダーが、消費者ではなく企業や動画サイトなどのコンテンツ配信業者を相手取って訴訟することは数年前からよく見るようになった。
 
 このため、最近は各動画サイトは競って配信権をコンテンツホルダーから購入、利用者へは無料で利用してもらいつつ、広告を配信することで、収入を得られる仕組みが整ってきた。

中国において“脱海賊版”をいち早く実現したのがオンラインゲームだ。オンラインゲームで用いられる仮想通貨(バーチャルマネー)は、街中の駅のキヨスクのような小型売店やオンラインで簡単に購入でき、中国のゲーム好きの若者がネットゲームにおカネを投じている。
 
 また人気チャットソフト「QQ」でも、アバターといわれるQQ用の自らの分身向けの服などのファッションアイテムを専用のバーチャルマネーで購入できる。


■パソコンショップが並ぶ電脳街では子供だましのニ
セモノはあまり売られず、主に本物が売られている

となれば、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンアプリも、課金の仕組みが整っているので、中国の消費者もちゃんとおカネを落としてくれるのではないか、と期待を持つ読者もいよう。

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