ゴルフ用品の国内トップ「ゼクシオ」に新製品投入、アジア・北米市場へ一段の攻勢も--野尻恭・SRIスポーツ社長

ゴルフ用品の国内トップ「ゼクシオ」に新製品投入、アジア・北米市場へ一段の攻勢も--野尻恭・SRIスポーツ社長

国内トップのゴルフ用品メーカー、SRIスポーツは、10月17日、「XXIO(ゼクシオ)」の7代目モデル「ゼクシオ セブン」を発表した。ゼクシオは2000年の発売以来、12年連続で国内トップの販売金額を誇るゴルフクラブの国民的ブランドだ。

国内のゴルフ用品市場は苦戦が続く。バブル崩壊後、市場規模は右肩下がりで、ピークから6割以上縮小している。そのうえ、3月11日の東日本大震災は、ゴルフ業界にとっても大きな打撃となった。震災から一時、ゴルフ用品販売は凍結状態となり、ゴルフ場利用者数も大きく落ち込んだ。徐々に客足は戻りつつあるが、業界団体のゴルフ市場活性化委員会では、11年のゴルフ用品市場規模を前年の84.1%になると予想している。

セブンの発売は12月9日。これまでにない逆境下、ゼクシオの動向は、SRIスポーツだけの問題ではなく、流通を含めたゴルフ業界全体をも左右する。

SRIスポーツの野尻恭社長に、新製品の販売戦略、会社としての課題について聞いた。

--「ゼクシオ セブン」を発表しましたが、手応えはいかがでしょう?

セブンは、ゼクシオの7代目になりますが、「(6代目からの)進化がわかりやすい」と高評価をいただいています。ゴルフ業界からの期待は非常に大きく、関心も高い。東南アジアの代理店の引きも強い。技術的な進化については、開発部隊も自信を持っています。


■「ゼクシオ セブン」発表会には、中嶋常幸プロ、横峯さくらプロなどが登場

--国内2位のブリヂストンスポーツが、「打倒・ゼクシオ」を狙って3月に新ブランド「ツアーステージ ファイズ」を投入しました。また、アディダスグループのテーラーメイドゴルフの白いドライバー「R11」は、価格帯などはゼクシオと違いますが、厳しい国内市場でも人気を博しています。セブンの発表に当たり、どちらを意識しましたか?

セブンの開発に当たって最も意識していたのは6代目、つまり現行のゼクシオです。人気シリーズゆえに、ゼクシオはつねに先代を超える宿命を背負っているのです。

もちろん、他社の主要製品はすべてチェックしています。ファイズがゼクシオを意識していることは認識しています。R11はクラブ重量などゼクシオと狙っているユーザー層が異なる。

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