無手勝流に進出するわけではない--日立キャピタル社長 三浦和哉

無手勝流に進出するわけではない--日立キャピタル社長 三浦和哉

海外市場強化を鮮明に打ち出しました。

今は、国内マーケットの事業モデルだけでは、先行きの成長戦略を描くことは難しい状況にある。

国内リース市場は縮小し続けている。2010年度の市場規模は4兆5000億円程度だった。これは10年前と比べて40%超の規模縮小である。またリース会計基準変更に伴って、大企業ベースのリース利用比率も随分と落ちている。やはり、マーケット的には海外を重視しないわけにはいかない。

ただし、無手勝流に海外に進出していくというわけではない。進出先では当社の事業の親和性を重視する。そして経済発展段階に適したサービスを提供する。単に投資して高い利益を上げるというようなビジネスは、絶対にしない。

--とはいえ、海外の経済環境は不透明感を増しています。

そのとおりだ。想定外のカントリーリスク、制度変更などのリーガルリスクなども考えないといけない。さまざまなリスクを管理しながら事業を拡大させていく。とにかくリスクマネジメントを高度化させていかなければならない。事業リスク、信用リスク、さらにオペレーショナルリスクも重要であり、しかも、それらは国ごとに見え方が異なるということすらある。

関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
行き詰まる東電支援<br>原発最後の選択

賠償費用も廃炉費用も想定から大きく上振れし、東電支援スキームは破綻の瀬戸際。東電の発電所を売却し、その代金を賠償や廃炉費用に充て、東電を送配電会社に再編する構想が浮上。