「政治主導」の落とし穴 立法しない議員、伝えないメディア 清水克彦著

「政治主導」の落とし穴 立法しない議員、伝えないメディア 清水克彦著

迷走を繰り返す政治に何が欠けているのか。

長いスパンで考えれば、「政治主導」や「脱官僚」を政治目標に掲げる以上、与野党を問わず、議員個々の政策立案能力を育成することが重要であり、特に与党は、官僚の排除ではなく、専門知識に秀でた官僚を使い切るだけの力を持つことが急務だ。

同時に、監視およびチェックが使命のマスメディアにも問題がある。福島第一原発事故の深刻な事態が明らかになるまでに時間を要したのは、当初、メディア各社が、「炉心溶融はない」「直ちに人体に影響はない」などとした政府発表を、そのまま報道したからにほかならない。

議員立法の重要性を説き、メディアのあり方を問う。

平凡社新書 819円

  

関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
行き詰まる東電支援<br>原発最後の選択

賠償費用も廃炉費用も想定から大きく上振れし、東電支援スキームは破綻の瀬戸際。東電の発電所を売却し、その代金を賠償や廃炉費用に充て、東電を送配電会社に再編する構想が浮上。