カネをかけずに「英語をモノにする」10の方法 海外留学なんて必要ない

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 5
拡大
縮小
スマホの登場により、その気になればいつでもどこでも英語を学べます(写真:KEI/PIXTA)
学校で教わることのなかった本当に使うための英語という観点から、私たち、日本人が長年悩まされ続けている英語という大きな問題にフォーカスする連載シリーズの第5回、今回のテーマは「国内で」「極力おカネをかけずにできる」英語学習の方法です。

 

「英語ができる人」に、海外で育った帰国子女や海外在住経験が長い人、留学経験のある人などが多いのは事実です。ただ、これから英語を身に付けたいという社会人にとっては、今さら長期留学は現実的に難しい。

一方、英語ができる人に「どこかに留学していたのですか?」と尋ねて「いえ、特に」という答えが返ってきたという経験はないでしょうか?

昨今は、テクノロジーの進歩とツールの利便性の発達により、「英語を学ぶ」「英語を身に付ける」環境は飛躍的に広がっており、国内だけで英語を身に付けたという人も少なくありません。筆者も海外在住や留学経験ゼロから英語学習をスタートしたひとり。その経験から、国内で、あまりおカネもかからず、かつ続けやすい英語学習10選をお届けします。

パソコン・携帯電話を活用して英語に慣れる

①携帯電話やパソコンなどの言語設定を英語にしてみる

携帯電話やパソコンなど身近なツールの設定言語を、いつもの日本語から英語に替えてみましょう。券売機やATM、コピー機などの言語設定も英語にできることがありますので、まずはここからチャレンジしてみましょう。すると、身近に英語がこんなにもあふれていることが実感できます。

国内で英語を見つけるときにいちばん得がたい感覚、それが「体感を伴った英語」なのだと思います。「海外に住んだらレジで提示される金額を聞き取れないといけない」「トラブルにあったら対処しないといけない」など、体験を伴った緊張感のある場面が当たり前にあります。

次ページアプリも活用してみる
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT