中国進出第4次ブームで商機うかがうメガバンク

「円高急伸と電力の制約。これでは海外に移転せざるをえない」。東日本大震災後の輸出企業の嘆き節だ。

実際には震災後の動きというわけではない。海外移転は震災前から進んでいた。特にリーマンショック後、世界経済成長の牽引車となった中国には、生産拠点としてではなく、消費を取り込むための小売り・流通企業の進出も相次ぎ中国進出は第4次ブームを迎えている。

電力に関して言えば、実は燃料高騰やCO2排出削減規制から“計画停電”や“突然停電”も多い中国。日系企業はすでにピークシフトなどの対応を経験しているという。

内需低迷が収益を直撃 国内外で中国対応を強化

大手銀行でもアジア・中国シフトは戦略の柱になっている。国内の顧客グリップ力が比較的強い地方銀行のトップ級が上海などに支店や駐在員事務所を設けているのは、得意先の日系企業の進出に伴う面が大きい。

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