「いい人は損!」ムダな人間関係"手放すコツ"3選 一番大切なのは「頑張る」より「技術」を知ること

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
拡大
縮小
生きづらさや不安が増している現代では、無駄な人間関係を手放すことも大切です(写真:HIME&HINA/PIXTA)
さまざまな悩みや不安を抱え、「楽しくないまま、いまを過ごしている」
そんな人は珍しくありません。
とある調査によると「いま、あなたは幸せですか?」という質問にイエスと答えられる人は2割もいないのです。
現代は生きづらさや不安が増しているのかもしれません。
しかし、幸いなことに、多くの先人たちが幸せに生きるコツを残してくれています。
それらを現代の生活に合わせて整え、「即役立つ」ようにしたのが、新刊『あやうく、未来に不幸にされるとこだった』です。
以下では、「疲れる人間関係を手放す方法」についてわかりやすく解説します。

「気遣い上手な人」ほど損をしている?

いい人や真面目な人ほど、心の無理・無駄が増えるものです。

「未来について安心したい」と願い、あれこれ手放さないでいることで、無理・無駄が自然に増えるからです。

あやうく、未来に不幸にされるとこだった
『あやうく、未来に不幸にされるとこだった』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

それは、物質的な「もの」の話に限りません。

たとえば考え方や習慣、そして人間関係

皮肉な話ではありますが、「自分は普通でいい」と思うほど、気を遣うことになり、自分への無駄な負荷がかさんでいくのです。

このように自分を守ろうとするあまり、未来を先回りして想像し、無意識に「~であるべき」「~でなければならない」という厄介なルールを作ること「思い込み」と呼びます。

「思い込み」は、やがて「常識」となって私たちを縛ります。

「思い込みに従うなんて、明らかに無理・無駄」とわかっていても、やめられなくなることすらあります。

次ページ「それ」をやめても、実は誰も怒らない
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT