月12万の生活費、都内新築→団地に越した人の生活 おひとりさま女性2人の"至高のわが家"を拝見

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「80代になった母は、足腰が弱くなり、認知機能の衰えが目立つようになりました。些細なことがスムーズに行えないこともしばしば。散らかった母の部屋を見て、イライラしてしまうこともあります。

でも、今の母の姿は未来の私の姿。それを心にとどめて、できるだけ母の不安に寄り添っていきたいと思います。とはいえ、老後の暮らしばかりにとらわれるのは悲しいもの。

まずは今の自分が快適でワクワクできる空間を大切にすること。そうすれば、いつでもどんな場所でも豊かな気持ちで過ごせるはずです」

(写真:週刊女性PRIME編集部)
お話を伺ったのは……きんのさん(54歳
●母の介護をきっかけに都内の新築マンションから築50年越えの団地に引っ越し。団地での生活を綴ったブログ団地日記 築50年越えの団地暮らしが人気を博す。著書に54歳おひとりさま。古い団地で見つけた私らしい暮らし(扶桑社)。

物を捨てるのは悪と思っていた…熊本地震で意識に変化

ワンルームのアパートでの暮らしぶりを発信するインスタグラムが注目を集めるミニマリストのapartment301さん(以下、アパさん)。モノトーンで統一された無駄のない彼女の部屋は、7年前に起きた熊本地震が転機だった。

apartment301さんの自宅(写真:週刊女性PRIME編集部)

「揺れの後、整然と片づいていたはずの部屋には、一瞬にして物が散乱し、足の踏み場がない“汚部屋”に変わっていました。あまりの物の多さに圧倒されてしまって。

たくさんの物が壊れてしまった悲しさより、自分の部屋にこんなにたくさんの物があったのかという衝撃のほうが大きかったくらいです」(アパさん、以下同)

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