宝塚歌劇団への「26の疑問」意外と知らない超基本 驚きのルール、音楽学校の仕組みetc
A「歌劇団が公認しているのは『宝塚友の会』だけで、生徒それぞれのファンクラブというのは公式にはありません。ただ、お気に入りの生徒を応援するという名目でファンたちが私設のファンクラブを作っています。歌劇団はこれを黙認しています。
ファンクラブの幹部によっては、生徒の身の回りの世話まで担い、退団後はマネージャーのような働きをする人もいます」
ファンクラブに入る“推し活”やオフィシャルグッズ
A「それぞれの私設ファンクラブに入らないと、生徒に近づくのは難しいです。ファンクラブに入るには、お目当ての生徒にファンレターで入会希望を伝えると、ファンクラブのスタッフに届きます。
あとは公演前に劇場でチケットをさばいているスタッフに、直接お願いするかですね」
A「私設ファンクラブに入っていると『お茶会』というイベントに優先して参加できるようになります。これは生徒を囲んでのトークイベントみたいなものです。費用は生徒にもよりますが、1回5000~8000円くらい。
あとイベントではありませんが、劇場前での入り待ち・出待ちに参加できます。ファンクラブが仕切っていて、劇場の楽屋口に整然と並んでいるファンを見たことがある人もいるのでは?」
A「劇場の中にある『キャトルレーヴ』というショップか、そこが運営しているネットショップになります。各組のトレードカラーのオペラグラスや、文房具などがあります。また、トップスター監修のグッズもあります」