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新NISA、20代から50代まで資産配分はこう決めよ 自分の人生の残り時間を逆算して考えるべき

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若ければ株を、リタイア世代なら債券を。生涯投資枠から積立期間も計算できる。

資料を見ながら悩む若い夫婦
20代と50代、未婚と既婚、子どもなしとあり、では全然違う(写真:PIXTA)

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2024年1月からいよいよ「新NISA(少額投資非課税制度)」がスタートする。株や投資信託で儲かっても、1人生涯1800万円まで無税という、大盤振る舞いの新制度だ。週刊東洋経済10月21日号では『新NISA革命』を特集。新NISAの仕組み、ネット証券の選び方、6000本ある投信からプロがお薦めする7本、投信ランキングBEST200など、資産運用の現場で今何が起きているか、その最前線を追った。
週刊東洋経済 2023年10/21号(新NISA革命)[雑誌]
週刊東洋経済2023年10月21日号は「新NISA革命」を特集。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。バックナンバー常備店はこちら

新NISA(少額投資非課税制度)を始めるなら、まずは自分の年齢や職業、収入・資産、家族構成などの属性に沿って、自分なりの投資スタイルを決めることである。就職や結婚、育児、介護まで、ライフイベントはそれぞれ異なるからだ。

ここでは主に①20~30代の単身世帯、②40~50代の共働き世帯(子どもなし)、③40~50代の子育て世帯、④60代以上のリタイア世帯の4タイプに分けたアセットアロケーション(資産配分)のモデルを紹介する。下図にある数値については、ライフアセットコンサルティング代表でファイナンシャルプランナーの菱田雅生氏の著書、『迷わない新NISA投資術』(日経BP)を参照している。

4つの世帯別に見る資産配分モデルとは

次ページ若く独身なら株を、シニアなら債券を多めに
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