やっぱり「生成AI」という言葉はやめたほうがいい 「対話型AI」は半導体の未来を切り開くのか

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ここから先は競馬コーナーだ。6月4日までの5週連続G1レースの余韻が残る中、これから先はしばし梅雨の季節の競馬ということになる。今週末(11日)、東京競馬場で行われるエプソムカップ(第11レース、芝1800メートル、G3)を検討してみよう。

エプソムカップはダービーを制したレーン騎手に

今年上半期のG1戦線を何度も沸かせてきたドゥラメンテ産駒の、レインフロムヘヴンに狙いを定めよう。前走の府中ステークスでの勝利はなかなかのものであったし、特定の馬に初めて特定の騎手がレースに騎乗する「テン乗り」でタスティエーラに乗って、ダービージョッキーになってしまったダミアン・レーン騎手が鞍上という点も心強い。

人馬共にノッてる同士で、馬名の「雨(レイン)が天から」ではなく、「レーン(騎手)が」導いてくれることを期待してみよう。

対抗にはジャスティンカフェを。善戦はするものの、重賞レースになると今ひとつ勝ち切れない馬だが、このメンバーならば大きく崩れはしないはずである。

単穴には、そのジャスティンカフェをダービー卿チャレンジトロフィーでコンマ1秒差で制したインダストリアを。以下、マテンロウスカイ、エアロロノア、ルージュエヴァイユまでを押さえる。

梅雨の季節の競馬は荒れやすい。コツは買い目と金額を絞ること、と自らに言い聞かせよう。

(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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