――きちんとした宣伝チャネルがないにもかかわらず、利用者が増えているという理由をどう見ていますか。
これは多くの科学者も発表しているが、そもそも一夫一婦制というのは、人間の本質ではないのではないか。従来は不倫関係を求める場合、職場や、友人・家族など社交サークルの中で相手を探すことが多かったが、これは発覚するリスクが非常に高く、最悪の場合離婚もありうる。そこで、アシュレイ・マディソンは、浮気相手を求める人に対して安全かつプライバシーの守られる選択肢を提供したわけだ。
結婚に満足をしている人ばかりじゃない
結婚している人たちの中には、その状態にハッピーではなく、婚姻生活にとらわれていると感じている人たちも少なからずいる。自分のパートナーから感情的、または肉体的関心が払われていない、と不満を持っている人たちが、アシュレイ・マディソンのようなサービスに流れていくのだと思う。
これまでの経験、データからハッキリわかってきたのは、本質的にはカナダだろうが、アルゼンチンだろうが本質的には男女は同じということ。どの国においても、不倫に走るトップ2の理由は、パートナーとの感情的つながりの不足と、ラブライフ、端的に言えばセックスが充実していないことだ。
――どういった人たちが利用しているのでしょうか。
日本の例を見ていこう。まず、年齢で見ると、女性の場合、もっとも利用が多いのが25~34歳で42%を占める。一方、男性は45~54歳の比率が最も多く21%。55歳以上も5%を占める。メンバーの教育レベルは世界平均より高く、男性の35%、女性の32%が大学院卒。これは世界平均の2倍の水準だ。
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