CMの概念をひっくり返す「泣ける実録」の凄み

再生30万回のネット動画は何を伝えているか

(写真:動画/「千葉次郎の挑戦」Supported by TOSANDO musicより抜粋)

これまでの概念を覆すCMの登場

15秒ないしは30秒――。

限られた短い時間の中で視聴者にわかりやすく訴え、商品やサービス、企業、ブランドなどのイメージを植え付ける。映像を主体にしたCM(コマーシャル・ムービー)の世界は、テレビ番組に挟み込まれることを前提として発展してきた。

だが、ここへ来てこれまでの概念をひっくり返すようなCMが登場してきている。舞台はインターネットだ。テレビ放送作家の筆者も思わず涙を誘われ、「悔しい思い」もしたこのCMをまずはご覧いただきたい。

HPの情報によると、この4分45秒にわたる映像は4カ月後に控えた息子の結婚式のため、2014年6月からサックスを習った父親の様子が克明に映像で描かれている。息子さんの結婚披露宴の当日が訪れ、さらに妹さんたちまでも……。

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