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「ドローン」が国家資格に!8の字飛行できますか 点検から農業、物流、防犯まで用途はたくさん

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昨年12月の法改正で国家資格になった。さまざまな業界でニーズは大きい。操縦を教えるスクールの数も増加中だ。

ドローンを手に持つ操縦者
ドローンがこれまでの民間資格から国家資格になった。初心者でも操縦を習えるスクールは多い(写真:y.uemura / PIXTA)

特集「食える資格と検定&副業100」の他の記事を読む

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今年3月。東京・奥多摩町でドローンが郵便局から約2キロメートル先の個人宅へ荷物を運んだ。国内初の有人地帯での目視外飛行だ。市街地のような有人地帯の上空において、人が目視できない状態でドローンを飛ばすことは、法律で禁止されていた。それが2022年12月の改正航空法施行で、申請し許可を得れば、本格的に運航できるようになった。

同時にドローン(無人航空機操縦者技能証明)の国家資格制度も新設。試験に合格すると無人航空機操縦者の技能証明書が交付される。スタートしたばかりの資格なので取得者はまだまだ少ない。

国家資格には1等と2等の2種類あり、1等取得者は都内のような人口密集地域の上空でも、ドローンを飛ばすことができる。2等取得者はそれ以外の地域だ。

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