貯金体質に変わる、「最短ルート」はこれだ! こんなとき、コンサルスキルが役に立つ

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お金を増やすために取り得る方法は数多くあります。貯金と言えば節約、節約と言えば食費や小遣いに目が向きがちですが、多くの方法があるのですから、もっと視野を広げ自分に最も合った方法を見つけることが大切です。

本当に節約しなければならない項目は、食費でも小遣いでもなく衣服費かもしれません。日々の節約なんて必要なく、保険の契約内容を一度見直せば良いだけなのかもしれないのです。

流行に惑わされず、ロジックツリーを眺めて、自分が効果を出しやすい手段を選択します。遠回りなようで、これが最短ルートになるのです。

ロジックツリーを使う、真の目的は?

このロジックツリーはもっともっと細かく分解することも可能です。例えば、水道光熱費の節約であれば、電気代、ガス代、上下水道代の3つの節約項目に分解できます。さらに電気代の節約であれば、省電力の最新家電への買い替え、小まめな電源OFF、待機電力のカットなどの具体的な策に分解可能です。

みなさんの家計簿にはいくつの費目がありますか?少なくても10項目、多いと20~30項目ぐらいはあるのではないでしょうか。これだけでも数が多いのに、それぞれの項目にはどうやって節約するかの具体策が複数あります。仮に節約項目が25、各項目における具体的な節約策が3~4つずつあるとすると、75~100もの膨大な具体策があることになります。

<節約具体策の数>
節約項目の数  ×  節約具体策  =  節約具体策の総数
  25          3~4         75~100

これは節約に注目した場合ですが、お金を増やすには収入を増やすという選択も考えられます。収入を増やす具体策を加えれば、お金を増やすための具体策はゆうに100を超えます。

また、具体策はさらに細かくしようと思えばいくらでも細かくできてしまいます。ここまで来るとロジックツリーをつくるのはとても大変になります。でも安心してください。ロジックツリーは具体策まで分解する必要はありません。

ロジックツリーの役目は、取り組むべき方法を洗い出すことにあります。まずは取り組み方法の全体像を明らかにし、重点対象を決められれば十分です。その後、必要となる具体策については、後述する別の方法で導けば良いのです。

現在、書店にはお金の貯め方が記された「いわゆる貯金本」が数多く並んでいます。これら書籍のカバー範囲は、節約術~資産運用方法、お金の管理の仕方まで多岐にわたります。その内容も多くの場合、分かりやすく説得力と即効性があると思います。

ところで、これらに書かれている内容を実践して目標とする金額を貯められた方は、どのくらいいるのでしょうか?かなり少ないはずです。

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