東邦亜鉛は福島、群馬の2工場で操業停止、再開メド立たず【震災関連速報】

東邦亜鉛は福島、群馬の2工場で操業停止、再開メド立たず【震災関連速報】

亜鉛と鉛の製錬大手、東邦亜鉛は東日本大震災の影響で、小名浜製錬所(福島県いわき市小名浜)と安中製錬所(群馬県安中市中宿)の操業を停止している。当日勤務していた従業員の人的被害はなかったが、地震発生直後から停電や工場用水の断水が続いている。設備等の正確な被害状況は現在調査中だ。

小名浜製錬所と安中製錬所は、同社の主力製品である亜鉛の製造拠点。海外から輸入した亜鉛の原料である「亜鉛精鉱」を、小名浜製錬所で加熱処理し、安中製錬所に輸送して亜鉛地金に仕上げている。安中製錬所は国内有数の亜鉛製錬所として知られている。

小名浜製錬所は小名浜港近くに位置するが、今回の地震による津波の被害は受けなかった。ただ停電や断水などの影響で操業を停止しており、復旧のメドは立っていない。安中製錬所も停電等の影響で操業が止まっている。

現時点で具体的な被害状況は分かっていないが、主力の2工場の操業停止が長引けば、業績への影響も懸念される。

(許斐 健太 =東洋経済オンライン)

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