「オンライン商談」話し方のクセが強烈に出る原因 改善のコツとオンライン商談の2つのポイント
コロナ禍で増えたオンライン商談。ところがオンラインだと、普段のクセが対面以上に出やすくなります。JOENパートナーズ代表の城野えんさんの『成果に直結する「仮説提案営業」実践講座』の一部を抜粋・再構成し、顧客が聞きやすく、かつ飽きさせない話し方のコツをご紹介します。
「えー」や「あのー」を連発
アナウンサーやMCなど、話すことで生計を立てている特殊な職業でない限り、どんな人にも「話し方のクセ」というのは必ずあります。例えば、以下のようなものです。
1.文の最初に「えー」「あのー」を連発する
2.文の途中で「~といったところで」「~といった形で」を連発する
これらは誰にでもあるものなので、通常はそんなに気にする必要はありません。ところが、オンラインだと相手の反応がわかりづらいことで緊張してしまい、普段のクセが対面以上に出現しやすくなります。
さらに、スピーカーを通じてこのクセがとてもクリアに聞こえてしまいます。「自分の話し方のクセ」が聞き手の集中力を邪魔してしまうだけでなく、「準備不足」という印象を与えてしまう可能性もあります。
では、どうしたら相手の聞く邪魔をしなくて済むのでしょうか。実は、「クセをなくそう」「いわないようにしよう」と意識すればするほど、逆にこのクセが出現しやすくなるという傾向があります。
最も簡単な方法は、文と文の間にしっかりと「間」をとることです。学校教育でプレゼンについて学んでいない日本人の多くは、「プレゼンでは間髪開けずに話し続けることが良いこと」と思い込んでいます。
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