アマゾン、プライム会員伸び直近決算好調

15%増収、1株利益も予想を大幅に超過

 1月30日、米ネット通販大手アマゾン・ドット・コムが29日に発表した第4・四半期決算は、1株あたり利益が0.45ドルだった。写真は、アマゾンのロゴ、2014年撮影(2015年 ロイター/Rick Wilking)

[サンフランシスコ 29日 ロイター] - 米ネット通販大手アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>が29日に発表した第4・四半期決算は1株当たり利益が0.45ドルで、ロイター・エスティメーツがまとめた予想の平均の0.17ドルを大幅に上回った。北米売上高が急増した。アマゾン株は時間外取引で9%上昇している。

第4・四半期の売上高は前年同期比15%増の293億ドル。アナリスト予想の平均の300億ドルにはわずかに届かなかった。アマゾンは、年間売上高のうち3分の1程度を第4・四半期に稼ぎ出している。

幹部が記者会見で指摘したところによると、為替変動に伴うマイナスの影響が8億9500万ドルあり、これを除外すると18%増収。

北米の純売上高は22%増。他地域の増収率は3%程度だった。

アマゾンは最近、ハリウッド型の番組制作やクラウドコンピューティング、消費者向け機器に積極投資。市場では巨額投資に懸念の声も上がっていたことから、今回の決算は歓迎すべきサプライズとなった。

スクータック最高財務責任者(CFO)は会見で「保有する固定・流動資産について生産性を高めることを重視している」と述べた。

<「プライム」会員53%増>

アマゾンは、年会費99ドルの「プライム」会員プログラムの拡大に力を入れている。年会費を支払っている会員の数は2014年に世界全体で53%増加し、米国市場では50%増加した、としている。

第4・四半期の営業費用は前年同期比で14.6%増の287億ドル。配送費(ネットベース)が世界全体の純売上高に占める割合は4.6%で、これまでの4四半期を若干下回った。

*内容を追加します。

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