女を脅す「ナチュラル万能説」はこう退治する なぜ女性系商品だけが“呪術的”なのか
ある日、ツイッターにて、「記事を使わせていただきました」とのリプライが飛んできました。その記事が、これ「『市販の生理用品は体に有害』という文章に、『本当かな?』と思ったら読んでみたい記事まとめ - NAVER まとめ 」。
このまとめ記事のおかげで、以前に掲載されたコラム「女の体を、脅すな。整理用ナプキンの真実」がまたツイッター上を駆け巡り、アクセス数をさらに伸ばしてくれました。ま、だからといってこのメルマガの読者は増えないのがおもしろーい。
「脅し系ナチュラル」は終わらない
で、だ。このまとめ記事に出てきた、美レンジャーってサイトの元記事はこちら。「ショック!生理用ナプキンには恐ろしい害が隠されていた」。
このサイトのほかの記事も、ちょっとどうなのよ! と突っ込みたくなる記事が満載だったので、次回以降のコラムのネタとしてありがたく使わせていただくとして。今回はこんなふうに叩いても叩いても出るもぐらたたきゲームみたいな「ケミカル危険!」について書こうと思います。
必ずこの手の「ケミカル危険!」には「ナチュラル万能説」がついてまわってくるんだけどもさ。不思議なくらい男性用の商材に関してはそういう「脅し」はないんだよね。というよりも、あるターゲット層以外にはほとんどないのよ。狙い撃ちされるのが、若い女性と、母親と子供なのよ。わたしはこういった、危険を煽って自然派商品を売り込むのを「脅し系ナチュラル」と呼んでいます。
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