第一生命保険・渡邉光一郎社長--「石川遼のような生命保険」が110周年へ向けた戦略の第一弾

第一生命保険・渡邉光一郎社長--「石川遼のような生命保険」が110周年へ向けた戦略の第一弾

2010年9月に、第一生命保険は創業108年を迎えた。そこで、今後の戦略についてメッセージを打ち出した。コンセプトは「新・生涯設計」戦略のスタートということだ。

そもそも、生命保険、「ライフ・インシュアランス」の「ライフ」には「生涯」「生活」「生き方」といった概念がベースにあり、これは当社が掲げている「生涯設計」と非常に近い概念。
 
 消費者ではなく、生活者。これまでの「生涯設計」の考え方を進化させ、顧客を消費者という視点ではなく、生活者という視点で、改めて、これもう一度問い直そう、もう一度見つめ直そう、ということだ。それによって「一生涯のパートナー」を本当に推進していくことになるのではないかと。
 
 これは、12年の創業110周年に向けた新たな戦略コンセプトだ。このコンセプトに基づいて、営業体制、インフラ整備、システム開発などすべての経営資源を生かし、顧客対応できるよう、体系整備をしていきたいと考えている。
 
 中長期の経営計画体系では、「品質保証新宣言」の「品質」と「生涯設計」という概念を両輪としているが、これを徹底的に追求していく。これは、弁証法的アプローチ。品質と生産性という矛盾をどうやって解決していくのか。経営は、この矛盾解決をするところに進歩があると考えている。矛盾解決によってらせん階段をさらに登っていくことができる。

株式会社化した10年を「新創業Value upの年」と位置づける中期経営計画「Value up2010」でも、品質保証と生産性向上の同時追求を掲げているが、またそういう弁証法的アプローチを意味している。
 
 特に中核事業の競争力強化が非常に重要であり、営業職員のさらなる強化を掲げている。中核事業の競争力強化に向けて、営業職員・第一フロンティア生命・代理店等のマルチチャネルのリソースによるコラボレーションを強化することで、自社の強みが発揮されるのが基本だ。


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