アメリカと宗教 保守化と政治化のゆくえ 堀内一史著

アメリカと宗教 保守化と政治化のゆくえ 堀内一史著

アメリカ国民の約8割はキリスト教徒である。そのうち「天地創造」を信じている人たちが約8割いる。対して、「進化論」を信じる人たちは約2割だ。かようにアメリカ人は宗教的に保守である。

本書は、なぜアメリカ人が保守的なのかを、ここ100年の歴史をひもときながら解説する。さらには、1970年代以降、宗教が政治に強い影響力を持つようになった過程を分析。保守化傾向は19世紀末ごろから始まるが、時代が下るにつれ、宗教理念と政治的イデオロギーが強固に融合していく。今やリベラルなオバマ大統領さえ、宗教票を無視できない状況にある。

こうしたアメリカの宗教観が世界に何をもたらしたのかを、宗教学の専門家が問う。

中公新書 882円

  

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