3D世界規格を作れ! 本田雅一著

3D世界規格を作れ! 本田雅一著

現在、家電量販店のテレビ売り場には、特殊なメガネを掛けると映像が浮き上がって見える「3Dテレビ」が所狭しと並ぶ。しかし、テレビだけがあっても立体映像を楽しむことはできない。立体映像のコンテンツを記録したブルーレイディスク(BD)が不可欠だ。

3Dコンテンツを記録する方式は、複数が対立することはなく、ひとつの統一規格となっている。3D世界規格を短期間で作り出したのは、今をときめくグーグルでもなければ、アップルでもサムスン電子でもない。ソニー、パナソニックで映像事業に打ち込む日本人技術者チームだった。

彼らは世界の映像産業を支配する米ハリウッドの映画スタジオからの支持を取り付けることで、DVDの後継規格の座を東芝からもぎ取った。圧倒的な力を持つハリウッドからの要望に応じながら、どのように自分たちの夢を実現していったか──。日本の家電メーカーで働く技術者たちの底力と葛藤を描く。

小学館 1680円

  

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