転職先を決めず実家へ戻るのは最悪

遠くで1人暮らしの母と一緒に暮らすべきか

東京で結婚式の司会1本で食べていけるようになりました。しかし、関西の実家には一人暮らしの母親が・・・・(写真:noboru / Imasia)
グローバル化が進む中、親たちは、子供を世界で通用するエリートに育てるため、日々、努力を重ねている。しかし、若手マザーの中には、子育ての仕方がわからず、周りの助言にも恵まれないケースも多い。そこで、ベストセラー『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』の著者であるムーギー・キム氏の母親で、子供を国際弁護士、国際金融マン、海外著名大学教員、公認会計士に育て上げた 著者が、読者の皆様からの子育て相談に回答する。
→ミセスパンプキンへの相談はこちらで受付中です。

 

【読者からの相談】

私は大学を卒業するまで、関西の実家で暮らしておりました。大学卒業後、留学を経て、東京でおよそ10年働き、今34歳です。現在、結婚式の司会を主な仕事としており、東京でキャリアを積んでこの仕事1本で食べて行けるようになりました。

しかし、仕事を辞めた両親が気になる今日この頃です。私が中学の時に両親は別居、大学卒業後に離婚して、現在両親とも独り暮らしです。私は3人姉妹の末っ子で、父の前妻の子である長姉は近くにおりますが、真ん中の姉は結婚して遠い県外に住んでおります。
私は昨年、結婚を考えていた人と別れましたが、このまま東京に住み続けると、次の出会いを得て結婚した場合も東京に住み続けることになり、母はずっと独り暮らしになります。
親として、子どもの幸せを切に願い育ててくれた気持ちを考えると、私が今、実家に帰るのがベストな気がしてなりません。母が亡くなった場合、後悔する気がします。ただ、実家に帰って仕事が見つかるのか、また結婚できるのか、悩みはつきません。パンプキンさんはどう思われますか。
中野恵子(仮名)

 

【パンプキンからのコメント】

恵子様、お母様は早くからお父様と別居され、離婚後の家計のやりくりから貴女を留学させてくださったのですね。お母様からたくさんの愛情を受けられて、そしてお母様の離婚に至るまでをいちばん近くで見てこられただけに、お母様を独りにしたくないという思いが、人一倍強い娘になられたのだとお察しいたします。

でもどうでしょう。もし貴女が実家に帰られて再就職がうまくいかなかった場合です。留学までさせて貴女の成長を願ったお母様ですが、それでも貴女が傍にいるだけで幸せでしょうか。

親の願いは子供の自立

私の場合ですが私はこれまでに、仕事で自立している子どもに、実家に戻って同居してくれないと嘆く親に出会ったことが、ほぼありません。収入は減っても継ぐべき家業があるとか、今の子どもさんの仕事と同等かそれ以上の収入が高いか、やりがいのある仕事が実家から通える範囲にあるなら別ですが。

何を隠そう私も昔、結婚式の司会業を夢見たことがあります。他人の人生の「絶対にめでたい節目の席」に立ちあって司会進行ができるなんて、なんてハッピーな仕事ではないかと憧れたのでした。ですから今、恵子様がその職業で自立できているなんて、うらやましくもありすばらしいとまず感じました。

次ページ新天地で生計を立てることは難しい
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
行き詰まる東電支援<br>原発最後の選択

賠償費用も廃炉費用も想定から大きく上振れし、東電支援スキームは破綻の瀬戸際。東電の発電所を売却し、その代金を賠償や廃炉費用に充て、東電を送配電会社に再編する構想が浮上。