なぜ、人は「カード占い」に一喜一憂するのか

今出なくても潜在している“ハートのエース”

特に女性では、タロットなどのカード占いに一喜一憂したことのある人も多いはず(写真:アフロ)

突然ですが、改めて考えてみると、やはりぼくはカード占いが好きなんだなあと思います。

今年は、すでに話題になっている「ルノルマンカード」をはじめとして、「プトレマイオス式星座オラクルカード」、そして「魔法の杖」のアプリで描いていただいたタロットを実際にカード化、さらに今もあるタロットのキットを翻訳中で、こちらも年内に出版予定。振り返ってみると、まさにカード祭りな1年になっておりました。

「コスモス」と「カオス」の、ちょうど真ん中

当記事はプレタポルテ(運営:夜間飛行)の提供記事です。

とくに「ルノルマンカード」については、ここ数年の間に欧米でブームとなっていて、著名なタロット研究家による優れた書籍もたくさん刊行されています。ぼくの中のカード占い好きの血が騒ぎ、ぜひ日本でいち早くご紹介したいと思い、『秘密のルノルマン・オラクル』というカードと解説書のセットを先日刊行したわけです。

解説ページ:鏡リュウジ『秘密のルノルマン・オラクル』

自分自身を振り返ってみると、こうした怪しき世界に関心をもったのは、子供の頃に手にしたタロットが最初だったんですよね。いつしかタロットのコレクションも増えているし、「占星術のヒト」である以上に「カードのヒト」なのかもしれません。

このようなカード占いの魅力はどこにあるのかなと、ちょっと考えてみました。

それはカード占いが「コスモスとカオスのちょうど真ん中あたり」にあるからじゃないかと思い至りました。そして、それはぼくたち人間がごく普通に持っている人生観、世界観にフィットしているんじゃないかと。

次ページ「可変性」と「秩序」が共存する世界
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
情報の裏側<br>ググるだけではカモられる

スマホの登場で簡単に情報を手に入れられるようになった。一方、エセ情報も氾濫。情報洪水の舞台裏と、荒波を泳ぎ切る実践スキルを紹介する。佐藤優氏、池上彰氏…情報賢者が登場。