スズキ新型「スイフト」発表会見での鈴木修会長との一問一答、「円高は限界を超えてきた気がする」

スズキ新型「スイフト」発表会見での鈴木修会長との一問一答、「円高は限界を超えてきた気がする」

スズキは2010年8月26日、東京都内で新型小型乗用車「スイフト」の発表記者会見を行った。鈴木修会長兼社長のコメント、および報道陣との一問一答は以下のとおり。

鈴木会長 (新型スイフトは)スズキにとって久し振りの小型(普通乗用)車だ。2004年11月にスイフトを発売したので、今年で6年になる。世界124カ国で累計180万台販売してきた。国別にみると日本は累計56万台で、残念ながら1位ではなく、インドの累計67万台が上回る。

この車を出す前までは、スズキ(の普通乗用車)は軽自動車をちょっと大きくしたような車しか出していなかったが、スイフトは世界戦略車ということで、はじめて欧州にデザインチームも送り込んだ。当時、小野(浩孝・元取締役専務執行役員。鈴木会長の後継者として将来を嘱望されていたが逝去)が野心作としてやった。そういう思い出のある車のモデルチェンジであり、私も感慨深い。

--新型スイフトはグローバルに拡販していく車だと思うが、この車に賭ける期待を改めて聞きたい。また、グローバルでの販売目標台数は。

鈴木会長 現行スイフトは世界4カ国で生産した。今回の新型も、日本の次は欧州でも秋から発売する。あとは、なんといってもインド。そこまでは考えている。スイフトの販売台数は国内より海外のほうが多いので、世界戦略車というか、スズキの小型車を海外に売り込む急先鋒、という考え方で引き続きやっていきたい。

最初のスイフトのよさ、流れは今回のフルモデルチェンジでも最大限尊重した。6年前にこの車を見たとき、斬新だと思ったものだが、今見てもやはり斬新で、1つのデザインとして確立された、完成された美しさを持っていると思う。その辺を尊重しながら販売をしていきたいと思っているところだ。

グローバルの販売台数目標だが、現行モデルが約6年で180万台売れて、(丸6年を迎える)11月までには200万台近くいくだろうと思う。1号(現行)車を超えるような売り方をしていきたいと思っている。国内と同時に欧州でどれだけ売れるかということと、インド、さらにアジア(がカギとなる)。タイの工場が12年の始めに稼働に入るので。日本、北米、欧州、アジアを分けたとき、スズキは北米がちょっとというかたいへん弱いので、アジア中心で考えていく。

--中国での新型スイフト生産は考えているのか。

鈴木会長 やり方次第だ。中国は累計10万台程度。この倍くらい売るという自信があるなら、中国でも生産していきたい。

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