2022年「投資家が意識すべき4大リスク」とは何か オミクロン株よりも恐い「意外なリスク」が潜む

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この週末は、有馬記念(G1、26日中山競馬場第11レース)が行われる。例年、馬券の売り上げが最も大きい「暮れの名物レース」だ。今年は、目下グランプリレース(有馬記念と宝塚記念)3連勝中のクロノジェネシスの引退レースであることも注目される。

有馬記念は、きついコーナーを6回周り、直線に急坂があり、年によっては馬場が荒れた状態になる、かなりクセの強いコースで行われるレースだ。クロノジェネシスには適した条件であり、しかも近年、一流牝馬の引退レースは好結果が出やすい。

山崎元氏は「最強馬」エフフォーリアが本命

しかし、今年は天気がよく、例年よりもスピードの出る馬場状態が予想される。この馬場状態と、現3歳世代のレベルが高いことを考えると、本命にはエフフォーリアを採りたい。

ダービーこそ早仕掛けで敗れたものの、同じ中山競馬場で行われた皐月賞を圧勝しているし、レースの質は違うが、秋の天皇賞では3冠馬のコントレイルを破っている。おそらく、現状の日本最強馬だろう。

相手は、順当ならクロノジェネシスだ。強い馬がレースを使う数が減っている今日(こんにち)、牝馬の5歳後半は使い減りもなく、実は生涯最強の時期かもしれない。もっとも、同馬の場合、タフな馬場だった10月の凱旋門賞の疲労が影響する心配はある。

対抗とほぼ同格の3番手に、エフフォーリアと皐月賞、ダービーを戦ってともに3着だったステラヴェローチェを選ぶ。末脚のしぶとさは有馬記念向きだし、鞍上のミルコ・デムーロ騎手の調子が上向いているように感じる。

以下、距離への適性から、ディープボンドとアリストテレスを押さえる。
馬券が当たれば、年内に「自分で作る所得制限なしの現金給付」を受け取ることができる。

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